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出産のお祝いが遅れたからと、初節句祝いに兼ねて出産祝いをもらった場合、お返しをお渡しするようにします。

熨斗が出産祝いとなっていたなら、お返しは「出産内祝」「内祝」と熨斗に表書きをし、初節句祝いとなっていたなら、お返しの熨斗には「節句内祝」「内祝」として送られるとよいでしょう。

初節句祝、出産祝いと別々にお祝いをもらっても、まとめて一つで内祝いを贈るとよいでしょう。

熨斗には、新しい名前になった事や、家族が増えたことをお知らせする役目があります。例えば、出産祝いに結婚祝いを兼ねてもらった場合、熨斗に書く名前が違ってきます。

結婚内祝いでは、晴れて夫婦になり新姓になったことを伝えるため、熨斗の表書きは夫婦連名になります。また、出産内祝いでは新しい家族を紹介するため、熨斗の表書きは赤ちゃんの名前になります。

このような場合、それぞれに意味が異なりますから、内祝いは別々に用意されたほうがよいですが、出産祝いや初節句祝いでは、どちらも赤ちゃんの祝い事なので、内祝いを一つにまとめてお返しされてもよいでしょう。

もし気になるようであれば、別々にお渡ししても問題はありません。

出産内祝でも節句内祝いでも、熨斗の名前は子供の名前を書きましょう。

いつまでに内祝いを贈るのかというと、初節句内祝いでは、お祝いをした日から1週間ほどが目安といわれていますから、初節句祝いをもらったらなるべくはやめに内祝いを送りましょう。

もしもお返しが遅くなってしまうときは、「内祝いが遅れてごめんなさい」と一言お詫びを伝えましょう。そうすることで、相手に気遣いが伝わり喜んでいただけることでしょう。