お礼状には、今までお世話になったことへの感謝や、思い出話、今後の抱負などを伝えるとよいでしょう。職場で親しかった同僚などへは、はがきでお礼状を送ってもよいですが、上司には封書で出すようにしましょう。
寿退職するときのお礼状の例文
[colored_box color=”gray” corner=”sq”]
業務課の皆様
先日は、私のために心温まる送別会を開いていただき、本当にありがとうございました。その上、素敵なお祝いの品をいただきまして、誠に感謝しております。
このたび、結婚のため○月○日に○○会社を退職いたしました。在職中は、公私にわたり大変にお世話になりました。皆様の温かなお力添えにより、楽しく充実した日々を過ごすことができました。心より感謝いたします。
今後は、夫の居酒屋を手伝うこととなりますが、お近くにお越しのさいは、ぜひお立ち寄りください。
どうかこれからもお付き合いをお願いいたしますとともに、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
略式ではございますが、まずは書中をもちましてお礼まで。
かしこ
[/colored_box]
定年退職するときのお礼状の例文
[colored_box color=”gray” corner=”sq”]
拝啓 初秋の候、○○様におかれましてはご活躍のこととお慶び申し上げます。
このたびは、私の退職にあたり温かなご芳情を頂戴いたしまして、誠にありがとうございまいた。
お陰をもちまして、入社依頼○○年にわたり無事に勤務できましたことは、ひとえに皆様のご厚情の賜物と、心より深謝いたしております。
今後しばらくは体をやすめ、趣味でもある○○を妻と楽しみたいと思っております。
なにとぞ今後も変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
末筆ながら皆様のご健勝とご多幸をお祈りし、略儀ではありますが書中をもちましてお礼申し上げます。
敬具
[/colored_box]
お世話になった取引先へのお礼状の例文
[colored_box color=”gray” corner=”sq”]
拝啓 若葉の候 貴社におかれましてはますますご清栄のことと存じます。
このたび、お陰をもちまして○月○日に△△会社を退職いたしました。
入社以来○年間の長きにわたり、皆様にご指導ご助力を賜りまして、心よりお礼申し上げます。
在職中は公私にわたりお世話になり、皆様の温かさに深く感謝いたしております。
今後は、第二の人生を有意義なものにできますよう、妻と楽しみたいと思っております。
なにとぞこれからも変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。
末筆ではございますが、貴社のご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
略式ながら、書中をもってお礼かたがた御挨まで。
敬具
[/colored_box]
お礼は必要なの?
退職祝いのお返しは不要ですが、これからもお世話になる方には、お礼としてお返しされるとよいでしょう。